ビルトインガスコンロ、ガス給湯器の住設について
住設として人気の設備はいくつかあり、その中でも特に人気なのがビルトインガスコンロ、そしてガス給湯器です。ここではこれら住設を選ぶ時のポイント、そしてメリットとデメリットについて紹介いたします。
住設とは?
住設とは住宅設備のことをいい、具体的にはバスシステム、キッチン、給湯、窓などもこの住設に含まれています。 新築やリフォームの機会によく聞く言葉ですが、その機会がない限りはなかなか聞くことのない言葉でもあります。 何気ない設備もこれに含まれていますが、実際はもっと大きなものを指しているケースが多いです。 例えばユニットバス・便器と手洗いカウンター・洗面化粧台などなど、少し大きな日常生活に必要な設備を指しています。 家づくりを考えている場合ショールームに行く機会がありますが、その場合住設を特によく見られるショールームに行く人もいるくらい、重要視されている設備です。 というのも、これらは一度設置してしまうと大がかりな工事を用いなければ動かせないものです。 そのため検討する際は、できるだけたくさんのショールームに見に行き、情報を集めておくのがおすすめです。 そしてこの設備の中でも特に関心が高いのがビルトインガスコンロやガス給湯器です。 これらはキッチンで必要なものばかり、しっかり自分たちのライフスタイルにマッチしたものを選択しておきたいとこです。
ビルトインガスコンロについて
ビルトインコンロとは建築段階から機器が組み込まれているガスコンロで、一体型のためメンテナンスが比較的簡単、フラットな作業スペースが確保できるなどの理由で人気です。 また魚焼きグリルを搭載している後付けガスコンロは多いですが、ビルトインガスコンロの場合魚焼きグリルとしてだけではなく、もっと多彩な機能をもっています。 グリル専用容器を用いればオート調理メニュー、焼くだけではなく煮るのも蒸すのも可能です。 他にも、優れたデザイン性が自慢となっており、近年ではIHコンロが普及しており、そのフラットな形状はシンプルかつスタイリッシュです。 しかしビルトインコンロも負けておらずメリットに優れたデザイン性も含まれています。 ガスコンロといえばガス栓などがむき出しでゴトクの存在感が強く、デザインとしてはあまりいいものとは言えないものでしたが、現在ビルトインガスコンロの場合ですとボタンやスイッチは収納式、ガス栓はキッチンの内部に収納、ゴトクはコンパクトに設計されています。 そして天板はベーシックカラーに限られておらず、他にも分九やベージュといった豊富な種類から選べるようになっています。 素材はガラストップ、ホーロートップが選べて清掃性とデザイン性を両立しています。 テーブルコンロの場合発生してしまう凹凸、そして清掃の手間が一気に省けるビルトインガスコンロ、住設を選ぶ際にしっかり選びたいポイントです。 ただしデメリットとして、設置費用はもちろん工事が必要です。 これから新築を建てる場合やリフォームの機会がない限り取り付けはできません。 設置費用もテーブルコンロより割高なのでそれらを念頭において工事依頼をする必要があります。 しかし、ビルトインガスコンロを設置して生活の効率がアップした、というケースは非常に多いです。 今のキッチンが使いにくい、そんなときはぜひ検討をおすすめいたします。 どんなものかイメージがつかみづらい場合は住設ショールームに出向き、実際設備に触れながらどんなものか確認できます。 情報を集めて、ぜひ使いやすくデザイン性に優れているものの購入がおすすめです。
ビルトインガスコンロを選ぶポイントについて
ガスコンロ本体のサイズは統一されており、少し手を加えるだけでビルトインガスコンロはあらゆるメーカーのものに取り換えが可能です。 天板の幅が二種類あり、キッチンの広さやその使い勝手から好きな方を選ぶ形になります。 75cm、これは天板とバーナーの間隔にゆとりがあり、広々使える設計です。 調理に大きなお鍋を用いることが多い、そんな場合におすすめとなっています。 そして次に60cm、こちらは作業スペースや調味料置き場を確保できるので、あまり大きな鍋を置かないのでできるだけ他の作業を広々としたい!という人におすすめです。 人によって調理スタイルは異なります。 それにあわせて好きな方を選び、利便性を高くするのをおすすめいたします。 またいずれもフラットなデザインが多いので、ちょっとした清掃できれいに保ちやすいです。 キッチン周りの掃除はとても大変、それが少しで楽になると家事自体の時短につながるでしょう。 また他にも選ぶポイントとして見ておきたいのが温度調節機能、揚げ物温度調節機能、炊飯機能、タイマー調理、湯沸かし機能などです。 全ての機能は必要なくても、あれば便利な機能があります。 好きな機能を選んでぜひ取り付けをおすすめいたします。 うまく利用することで調理が楽になるだけではなく、節電にも役立つと見込まれています。 新築、リフォームの際にこだわるポイントにキッチン周りを入れておくのがおすすめです。
ガス給湯器について
住設で重要なもの、その一つがガス給湯器です。 お風呂やキッチンなどにお湯を送るのに必要な設備であるこれは、必要不可欠なものといえます。 ガス給湯器は生活に不可欠なものですが、いざ選ぶ時にどんな給湯器を選ぶべきか悩むところです。 ここではガス給湯器選びのポイントについて紹介いたします。 まずは給湯器の種類を見ていきます。 ガス給湯器には
- 給湯のみ
- 給湯と追いだき
- 給湯と追いだきと暖房
- 暖房のみ
があります。 そしてセミオート、フルオートでも分かれますのでそこから選んでいく必要もあります。 種類は以上で次は選び方の紹介をいたします。 まずは追いだきタイプについて、これはフルオートとセミオートがあります。 フルオートはあらかじめ設定した温度と湯量を自動で貯めてくれ、そして湯量が減ると自動で足し湯をしてくれるものです。 また湯音が下がれば自動で追いだき、保温してくれます。 順番にお風呂を使用する大家族の場合、湯量や温度が下がってしまいますが、フルオートですとそのお悩みが解決されます。 セミオートの場合は自動の湯はりと追いだきが可能です。 機能が充実している全自動タイプと比べるととてもシンプルなので、フルオートよりも安く購入できます。 次に号数、これはお湯を出せる最大量を数字にしたものです。 数が大きいほどに最大量が増えます。 型番シールから見られますので、購入の際はチェックしましょう。 設置方法、どう設置するかによってどのタイプを選択するかが変わります。 野外壁掛けタイプ、野外据え置きタイプ、PSタイプがあり、設置方法だけでなく値段も異なります。 他にもガスの種類、メーカー、リモコンの数など選ぶポイントがあります。 長期間使用するものなので希望のものを探し、設置したいところです。
ビルトインガスコンロとガス給湯器の住設についてのまとめ
ビルトインガスコンロも、ガス給湯器も設置後長期間使用する住設です。 また選ぶ時にはたくさんのポイントがあるので非常に悩みやすいです。 自分の家庭にあったものを選びたい、機種が多いのでどれにすればいいかわからない、そんな時は専門のスタッフに相談の上、自分たちにあったものを選択すると、間違いが少なくおすすめです。